ハイサイ。ウエハラです。今回は【JAの給料は安いのか?】について調べてみました。
・新卒で就職が決まったけど今後の給料の上がり方に不安があります。
・夫(彼氏)がJA職員なんだけど、今後の生活が不安です。
上記のように、JAの給料についてお悩みの方は多いと思います。それは本人や家族の方も気になりますよね。
目次
【あなたの給料はいくら?】JAの給料は安いのか?
JAの給料のついては、農林水産省が行なっている、農業協同組合及び同連合会一斉調査にとりまとめられています。取りまとめのJA職員の全国平均年齢は年齢は41才です。
この記事を読まれている方は、20代〜30代の方が多いと思いますので、課長や係長クラスの給料の全国平均値がこれくらいもらっていて、今自分に住んでいる都道府県は全国平均値と比べて、どれくらい差があるのか?という詳しい数字もわかります。このあたりの詳細は下記でご紹介します。(現在JA職員だという方は是非調査を読まれることをオススメします)
この記事を書いている私ウエハラは、大学を卒業し新卒で入社したJAを24才で退職して、2020年現在沖縄移住6年目で正社員として働いています。
オススメ→【20代のJA職員向け】30代までにJAを転職する方法を解説(まとめ)
JA職員の平均給料は?
農業協同組合及び同連合会一斉調査にを参照して男性と女性の平均給料を取りまとめました。
【H28年度】
〈男性〉
・職員当たり平均給与 👉 32万2618円
・うち超過勤務手当 👉1万129円
・平均年間賞与額 👉 124万2200円
・全国平均年齢 👉 41.4歳
・年間給与 👉 平均給与*12カ月=387万1416円
・平均年収 👉 平均給与387万1416円+平均年間賞与124万2200円=511万3616円
女性の統計表は下記。
【H28年度】
〈女性〉
・職員当たり平均給与 👉 24万7102円
・うち超過勤務手当 👉 7260円
・平均年間賞与額 👉 97万4300円
・全国平均年齢 👉 35.9歳
・年間給与 👉 平均給与*12カ月=296万5224円
・平均年収 👉 平均給与296万5224円+平均年間賞与97万4300円=393万9524円
額面での平均年収は〈男性〉511万3616円となり、〈女性〉393万9524円です。この給料は多いのか少ないのか?他業種と比べてどうなのかも気になるところですよね。
JAの41歳はどの辺の役職?
〈男性〉
係長か課長クラスにあたります。仮に22歳の大学卒で入社した場合だと、勤続19年ですので、それなりのポジションについていますよね。あなたの周りでも40歳くらいの年齢の方がいれば、「年収511万くらいあるのか」と客観的に見ることができますよね。
〈女性〉
女性の管理職も徐々に増えていますが、35.9歳で同じように、22歳の大卒で入社した場合だと、勤続14年目です。貯金・共済等の窓口業務ならベテランですし、頼りにされる存在ですし、役職についている方もいらっしゃいますよね。しかし平均年収は〈女性〉393万9524円。男性に比べて117万4092円低い傾向があります。この差は職種によって変わりますが、差があるのは事実です。JAに限らず女性の働き改革が叫ばれていますが、例に漏れず働きやすい環境はいまだに整っていません。
全国の平均給与と賞与は?
全国の平均給与と比較してどれくらいの差があるのかも気になりますよね。友人・知人・取引業者さんに直接聞くことはなかなかできませんので、調べてみました。
JAの平均年収が511万3616円ですので、全国平均年収より約64万円少ない結果となりました。これが少ないと思うか、多いと思うかはそれぞれですが、約5万円/月の差額です。美味しいお寿司も食べられますし、旅行にだっていけます。
そしてここから手取りについて深掘りします。
給料の手取りはいくらになるのか?
では給与からどれだけが残って、手取りになるのでしょうか?
通常は総支給額から70〜85%が手取りとなります。
(参照:転職Hacks)
平均給与が41歳、32万円と仮定して給料×80%とします。手取りは25.6万円×12ヶ月=307.2万円。これに平均年間賞与額の124万も足します。この場合も給料×80%とします。手取りは99.2万円。
【手取り】
年収307.2万円+賞与99.2万円=406.4万円
手取りからさらに引かれる恐怖
ここからさらに、法定内控除(健康保険・住民税等)の他にもJA共済・農業新聞・定期積金・家の光・ちゃぐりん等々が引かれたら手取りは実際くらいになるでしょうか。
ここから先は仮定の話ですが、平均給与が32万円から10%が自爆分(JA共済・農業新聞・定期積金・家の光・ちゃぐりん等々)と仮定します。結構リアルな数字だと思います。
【手取り】
給与×70%
平均給与が32万円と仮定して、給料×70%します。手取りは22.4万円×12ヶ月=268.8万円
これに平均年間賞与額の124万も足します。この場合も×70%とします。手取りは86.8万円、
【手取り 給与×70%】
年収268.8万円+賞与86.8万円=355.6万円
さてどうでしょうか。近からず遠からずのいい線いっていると思います。
自爆した金額は職員によって違いますが、少なからずみなさん自分の家族の共済や貯金には入っています。これを自爆とするのか実績とするのかはそれぞれです。先日いただいたコメントでは10万円/月の自爆をしていた方もいました。月10万円の自爆を考えてだけでゾッとします。その方はもう退職されたようですので心配はいりませんが、上記の給料に対して10万円引かれると、月12万円しか残りません。これで生活していけるでしょうか?
みなさんの今後についての参考になれば幸いです。
それでは。ではではー。
オススメ→【20代のJA職員向け】30代までにJAを転職する方法を解説(まとめ)
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